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特産として長く続けたい

奈良県 太良路あゆみ会

2012.01.31

 曽爾村の生活研究グループ「太良路あゆみ会」(細谷美鈴代表)は、12人の会員で無添加「おかめ味噌」を年間約5㌧製造する。この味噌は20年以上の歴史があり、毎年注文する常連客も多い。「村の特産品として長く造り続けたい」と会員たちは一生懸命だ。
 
 おかめ味噌は、大豆は滋賀県産、米は村内産の「ひとめぼれ」を使用。「大豆は30㌔入りを36袋(年平均)、滋賀の農家から直接仕入れています」と細谷代表は話す。
 4人1組で2日間、午前中は前日の仕込みに手を加え、午後は翌日の仕込み作業だ。麹造りは1月3日から2月中旬まで、2日に1回のペースで行う。「麹造りは、雑菌が入らないようにするため神経を使います。その分、良いものができたときはとてもうれしい」と細谷代表は笑顔を見せる。
 太良路地区で1972年ごろから、女性グループが特産トマトの粕漬け「香落漬」を製造・販売していた。85年に、地区再編農業構造改善事業を利用して加工所を建てたことから、「太良路あゆみ会」として活動をスタートする。  当時、農業改良普及員と村長の勧めもあって味噌に着目し、家庭で造っていた味噌を持ち寄って研究を重ね、粕漬けに加えおかめ味噌を商品化した。
 「活動に加わって5年目」という堂浦育子さんは「先輩方にいろいろ教えてもらっています。姉妹みたいな関係で、言いたいことが言える仲。みんなで視察や芝居を見に行くなど積極的にイベントも企画していて、団結力が強いです」と話す。
 細谷代表は「おかめ味噌は、全国生活研究グループ連絡協議会の厳しい審査を通過して推奨品として認定を受けているので、自信を持って販売しています」とPRに意欲的だ。

とっておきフォトグラフィ

太良路あゆみ会のメンバー
完成した味噌を袋に小分けする
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