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2022年8月23日

~全ての農家に「備え」の周知を~

三宅町 畑中 秀規 さん

「これからもいいもの作って、土地を守っていきたい」と話す畑中さん

 私の担当する地区は、奈良県で最も小さい市町村で全国では2番目に小さい町です。地域では兼業農家が多く、私自身も約40年間、兼業で農業を続けてきました。

 

 今年に入って、燃料や肥料など生産資材の高騰が続き、今後の影響が心配です。さらに、米価は下がる一方で、農業に魅力を感じない若い人たちが就農しないことも大きな問題です。

 

 2020年には、トビイロウンカの異常発生により、田一面が枯れるなど、甚大な被害でした。水稲共済の重要性を周知し、再度、加入してもらっています。

 

 全ての農家に「備えあれば憂いなし」の生産体制が構築できるようにこれからも周知、推進していきたいです。そして、おいしい農産物をたくさん作って農地を守り続けていきたいです。

▼奈良県農業共済組合中部支所▼共済部長歴5年▼担当戸数51戸▼水稲2.9㌶、季節野菜5㌃

畑中さんが作る甘ーいトマト

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