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2024年1月23日

若い世代のサポートを

宇陀市・池内 茂範さん

 私が共済部長として担当する地区は、県の北東部に位置し、室生寺が有名です。また、山間地域のため、イノシシやシカなどの野生動物がしばしば見られます。
 15年ほど前にはサルにより果樹や農作物に甚大な被害を受け、わが家の飼い犬も市主催のモンキードッグ育成事業に参加するなど対策を行っており、サルによる被害はなくなりました。
 高齢化と人口減少で遊休農地が増加していて寂しいですが、最近は移住したいと若い人達が来てくれるようになり、うれしく思っています。
 移住してきた人がインターネットなどで人を募って農業体験を行うなど頑張っているので、共済部長として農業保険について説明し、安心して農業に取り組んでもらいたいと思っており、今後NOSAIにはより一層農家に寄り添う存在であってほしいです。
 米や野菜を自分で作ることで安心して食べられることが生産者の魅力です。遊休農地の増加は心配ですが、若い人たちが楽しく農業に取り組むことが地域の活性化につながると考え、サポートができればと思っています。

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