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2025年5月8日
イチゴで就農~元気な農園に~
奈良市 原田 幹大さん
「みんなで明るく、楽しく、元気な農園にしていきたいです。情報発信しなくても『原田さんのイチゴを知っている』と言われる農家になりたいです」と話す奈良市の原田幹大(はらだもとまさ)さんは、2025年7月の就農を目指す。
近畿大学農学部を卒業した原田さんは大学3年生の時に復興支援で福島県のイチゴ農家へ行ったことがきっかけで就農を決意。就農するなら地元が良いとの思いから、奈良市内の萩原イチゴ農園(代表萩原健司(はぎはらけんじ)さん)に直接連絡し、栽培技術を学んでいる。
就農にあたっては「もともと土耕栽培していたハウス付きの農地を5棟20㌃借りることができ、『古都華』を栽培します」と話し、「6次産業化にも興味があり、イチゴを使った加工品の販売にも挑戦してみたいです」と意気込む。
指導する萩原さんは「農家が増えることはうれしいです。就農後もいろいろな話を聞き、失敗も経験しながら良い農家になってほしいです」と期待する。
萩原さんからイチゴ栽培の指導を受ける原田さん
イチゴの手入れ作業 収穫したイチゴを手に笑顔が輝く