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2018年3月31日

NAFIC~外国人観光客にも来てもらえる観光農園を開園したい~

大淀町 姜 慧男さん

なら食と農の魅力創造国際大学校(通称NAFIC:ナフィック)アグリマネジメント学科を今年3月に卒業したところで、4月からは、大淀町で農業を始めます。

母国である韓国の実家は農業を営んでおり、子供の頃は私も収穫の手伝いをしていました。

結婚を機に韓国から日本へ移住し大淀町でパン屋を営んでいましたが、子供の頃に農業が身近にあった経験から、「将来は農業で生計を立てていきたい」と考え、NAFICに入学しました。

NAFICでは、色々な種類の野菜類の栽培方法、肥料特性、農薬や農機具の使用方法等の基礎からあらゆる技術と農業経営について学びました。

1年次では校内での実習で、主にアスパラガスとブロッコリー栽培を学び、特に、アスパラガス用のパイプハウスを自ら考えて組み立てた時には、何もない場所に物を作り上げていく行程にやりがいを感じました。

2年次では、先進農家への派遣実習で、アスパラガスやイチジクの収穫・出荷、栽培管理を効率よく行うことを考えて作業に取り組みました。

さらに、校内でのプロジェクト実習では、アスパラガスの栽培で様々な種類のマルチを敷いて、初期収量の増加を狙う比較試験を行いながら栽培技術を習得してきました。

就農後は、貸していただく農地を有効に活用し、イチジクやアスパラガス、ブロッコリーの栽培に励み、地域を盛り上げる農業者になりたいです。また、将来は、外国人観光客にも来てもらえるような観光農園を開園したいと思っています。

とっておきフォトグラフィ

NAFICで栽培するクウシンサイ

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