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2026年5月29日
園芸施設共済で備えよう 明日の農業を守る
ブランド守る「もしも」への備え
大和郡山市 堀川真さん
「異常気象が常態化しつつあるので、園芸施設共済に加入していないと怖い」と話すのは、大和郡山市の堀川真さん。2023年・24年の2年連続で台風などの強風により一部ハウスが全壊する被害を受けた。「何が起こるか分からない時代。万が一への備えがあれば、有事の際にも次につなげることができる」と話す。
堀川さんは奈良県農業大学校(現・なら食と農の魅力創造国際大学校)を卒業後、親の後を継ぎ20歳で就農。在来ナス「大和丸なす」をはじめ、水稲やイチゴなどを栽培する複合経営に取り組む。
大和丸なすは奈良県の伝統野菜の一つで、丸みのある形としっかりとした果肉が特徴。伝統あるブランドを守っていきたいと話す一方で「近年は高温障害による果皮の変色など、品質への影響もあり、対応の難しさを感じている」と堀川さん。
「今後もおいしい野菜を作っていきたい。また、大和丸なすのブランドを守りながら、次の世代に伝えていきたい」と話し、土づくりに力を入れた栽培を継続する考えだ。
園芸施設共済には親の代から加入していて、被害発生に備えてきた。併せて収入保険にも加入し、収入の減少にも備える。「被害に遭えばゼロどころかマイナスからの再建になってしまう。だからこそ備えは必要」と話す。
▽経営規模=大和丸なす(ハウス6棟24㌃)、イチゴ(ハウス4棟20㌃)、水稲(5㌶)、その他野菜(ハウス2棟10㌃)

大和丸ナスの生育とハウスバンドにたるみがないか確認する堀川さん




