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2021年5月6日

~野菜の接ぎ木苗生産 顧客の声を反映~

田原本町 株式会社 上田農園 代表取締役 上田 髙明 さん

一つ一つ丁寧に接ぎ木していく上田さん

 「おいしいと喜んでもらえるような野菜苗を作りたい」と話す田原本町の「株式会社上田農園」の代表取締役・上田髙明さん。水稲35㌶を栽培するほか、ハウス13棟1㌶で多品目の野菜の接ぎ木苗を約90万ポット栽培している。

 接ぎ木苗を栽培していた義父から教わり、始めたという上田さん。顧客からの「長いナスや甘いトマトを作りたい」という要望に応えるため、接ぎ木苗にはいろいろな特性を持たせている。

 「接ぎ木することで病気に強く、環境に強くなるので、収穫期間が長くなり、収穫量が多くなります」と上田さんが話す。

 今後について、「お客さんに喜んでもらうことが一番大切。良質な苗を安定供給していきたい。そして息子にバトンタッチしたい」と話している。

接ぎ木したポット苗

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