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2025年8月7日

在来大豆の安定生産へ~生育管理を徹底~

田原本町 株式会社鎌田ファーム 鎌田 淳さん

在来大豆「大鉄砲」を11.5㌶栽培する田原本町の鎌田 淳〈かまだ じゅん〉さん(株式会社鎌田ファーム会長)は、さらなる安定生産に向け、生育管理を徹底し、作業の省力化にも取り組む。
今年の栽培にあたり、耕うん・播種を同時に作業できるアッパーローターを導入した。「今までは耕うん作業後に畝立て・播種をしていたが、すべてを同時作業化ができ、作業日数を約3分の1に減らすことができた」と手応えをつかむ。
生育について「出芽までは順調に推移しているが、まだまだ害虫や雑草との戦いが続く」と話す鎌田さん。「特に帰化アサガオは年々被害が拡大していて、ひどい圃場では収穫量が半分まで減少してしまう。防除を徹底し、とにかく収穫量を確保する。「大鉄砲」を待つ人に無事届けたい」と意気込む。

 
新たに導入した耕うん・播種一貫体系のアッパーローター

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